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ʻonoʻono akiko

Author:ʻonoʻono akiko
踊る翻訳者。
翻訳者歴約20年。フラ歴約9年。

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カウアイ島の大自然を駆けめぐる女刑事レイラニ♪


Torch Ginger (Lei Crime, Book 2)Torch Ginger (Lei Crime, Book 2)
(2012/07/12)
Toby Neal

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「Lei Crime」シリーズ第2弾!

ハワイ島からカウアイ島の警察に移って刑事に昇格したレイラニのもとに、行方不明の恋人を探してほしい、という女性ケリーが訪ねてきます。

ケリーの恋人ジェイは、アメリカ本土からカウアイ島にわたったのち、公園やビーチを点々としながら、いわゆるヒッピー暮らしを送っていたのですが、あるとき忽然と姿を消してしまったというのです。

彼が最後に過ごした公園のゴミ箱には、お金が入ったままの彼の財布やケリーが送ったラブレターが捨てられていました。
そしてジェイのものとおぼしきサンダルの上に、奇妙なかたちで3個の石が配置されていました。

状況からしてジェイが自殺したとも思えず、レイラニは相棒のジェンキンズとともに捜査を開始。

ところが調べるうち、じつはここ何年かのあいだに同じような失踪事件が多発していることが判明するのです。

ジェイの失踪現場に残された3個の石からは、なにか儀式めいた雰囲気が感じられます。
そこからレイラニはあるカルト集団に注目しはじめます。

しかし相手は狂信的なリーダー率いる、ちょっとアブナイ集団。
そう簡単に近づくことはできません。
そこでレイラニは、いかにもヒッピー風の容姿と言動で、潜伏捜査に乗りだそうとします。

しかしそんな努力もむなしく、事件解決の糸口はいっこうに見えてきません。

しかもそうこうするうち、ハワイ島から元恋人の刑事が応援に駆けつけたり、べつの事件で知り合ったハンサムな不動産業者から猛烈なアプローチをかけられたり、さらには長らく刑務所に服役していた父親が突然姿を現したりと、レイラニの私生活がにわかにあわただしさを増していくのです……


長らくブログをお休みしてしまいましたが、ようやく久しぶりにハワイが舞台の作品を読むことができました。

前回のブログで紹介した「Blood Orchids」の続編、「Torch Ginger」です!

前回のブログでも書きましたが、レイラニは幼いころ母親の恋人にレイプされたトラウマから、なかなか人に心を開くことができず、刑事として正義を追い求めながらも孤独な生活を送るちょっぴり寂しい主人公。

前作で恋仲となったスティーヴンス刑事とはけっきょく別れてしまったのですが、本作では彼への想いが再燃する、というか、もともと愛の炎は消えていなかったようで。

でもその一方で、ハンサムでリッチな不動産業者アリカともいい感じの仲に!

今回はミステリそのものより、レイラニのロマンスのほうがメインかもしれません。
それに彼女と長らく離れていた父親との親子関係が少しずつ修復されていくようで、なんだか好感度高いです。

そんなこんなで、前作以上にレイラニというキャラクターに共感できました。
ハンサムガイにうっとりしたり、FBIの女捜査官に羨望のまなざしを向けたりと、ごくふつうの一面もかいま見えたりして。

そしてなにより、大自然に恵まれたカウアイ島の魅力が、ページのそこここから感じられます。

徒歩か馬でしか行けないような自然の奥深くに入りこむなど、さすがはカウアイ島出身の作者さん!という感じです。

ハワイには欠かせないスピリチュアルな人物も登場し、重要な役割をはたします。
もちろん、レイラニの愛犬ケイキちゃんも健在です!

例によってAmazonでの評価も高いです。
思うに、このシリーズのいちばんの魅力は、あまり深く考えずにサクサク読み進められるリーダビリティにあるのではないでしょうか。

カウアイ島好きの方にはとくにオススメの作品です。

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孤独な女性警官の相棒は大型犬♪


Blood OrchidsBlood Orchids
(2011/12/02)
Toby Neal

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ハワイ島はヒロの公園で、2人の女子高生の溺死体が発見されます!

駆けつけたヒロ警察の女性警官レイラニは、そのうちの1人が、かつて彼女が麻薬所持で逮捕した女子生徒ハウナニであることに気づきます。
当時、恵まれない家庭環境にいたハウナニに、やはり悲惨な家庭で育ったためにいまだ大きなトラウマを抱えているレイラニは、大きな同情をおぼえたのでした。

そのハウナニが、見るも無惨な姿になって、公園の池に浮かんでいたのです。

個人的な思い入れを抱いたレイラニは、捜査を担当する刑事スティーヴンスに、自分も捜査班に加わりたいと願いでます。

しかしそのころから、レイラニの家に、ストーカーからとおぼしき、不気味な手紙が届きはじめます。

いつまでも姿を見せないストーカーに不安といらだちを募らせるレイラニ。

いったい誰なのか?
近所に住むあの男? それとも夜の講座で一緒のあの男? それとも過去から亡霊のごとくよみがえった、あの男??

さらにそこへ、友人メアリーが行方不明になったという知らせが......
そしてついに、レイラニにも魔の手が......!!


凶悪犯罪なんてめったにありそうもないハワイ島のヒロを舞台にした、本格ミステリ小説です!

キラウエアの溶岩大地や雨に煙るヒロの街など、からっと晴れ上がったワイキキあたりの風景とはひと味もふた味もちがう土地が舞台です。

主人公のレイラニはオアフ島出身で、9歳のときにドラッグ漬けの母親の恋人にレイプされるなど、さんざんな過去を持っています。
カリフォルニアに住む心優しい叔母のおかげで人生を立て直したあとは、世の不正と闘うべく、ハワイに戻り、ハワイ島のヒロ警察に加わって、いまは刑事を目ざしてお勉強にも励んでいるところ。

しかし過去のトラウマのせいか、なかなか恋人もできず、ひとり暮らしを送る家に徹底的な警備システムをめぐらせ、どこかいつも不安を胸に生きているという、なんか孤独さがじわじわ伝わってくるような、気の毒な女性なのです。

そんな彼女を心身ともに支え、守っているのが、ロットワイラーのケイキちゃん。
ちなみに、「ケイキ」というのはハワイ語で「子ども」を意味します。

ロットワイラーという犬種は、ご存じのように、わりと強面な大型犬。
でもこれが、たくましいと同時に、すんごくかわいい。

レイラニの、まさに愛犬です♪

わたしはかねがね、ひとり暮らしの女性には、ぜったい大型犬が似合うと思っていました。
警官のレイラニには、ぴったりの相棒ですネ。

話を作品に戻しますが、作者のトビー・ニールは、カウアイ島出身の作家さんで、本書を皮切りに世に放った「Lei Crime Series」は、アマゾンのレビューでもやけに好評なのです。

ので、ずっと前から読もう読もうと思っていて、ようやく第1弾を読むことができました。

たしかに、おもしろかった!

不気味な事件がつぎつぎと発生し、怪しげな人物が何人も出てきて、やっと事件が解決したかなと思ったとたんに、またべつの謎が浮かび上がってきて、最後の最後まで、「え、ひょっとして? え、ちがうの?」的な気持ちでドキドキしながら読むことができます。

展開もスピーディーだし。

そして、レイラニとスティーヴンス刑事のロマンスも......

心に傷を負いながらも、すごく強いレイラニも魅力的♪

このシリーズはいま第5弾まで発表されているようなので、どんどこ読んでいこうと思います。

英語も比較的平易で、わかりやすかったですよ!
オススメ。

「その時ぼくはパールハーバーにいた」原作の映画!

番外編ですが、こちらでご紹介した作品が原作の映画、ついに完成したもよう!

「その時ぼくはパールハーバーにいた」

こちらがそのトレイラー。
映画トレイラー


ぜったい日本でも公開してほしい作品です!


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